報道は 真実語る ものですよ
日付:2010年04月13日

タイ、バンコクで日本人記者がデモを取材中殺害された事件があった。ニュースによれば、デモは、タクシンの不正蓄財の財産を国が没収する判決を下したことに対する、タクシン派の反対だとしている。これは正しく思える報道だが真実を語っていない。タクシンが不正蓄財をしたことは事実。でも何故10万人以上が地方からバンコクに集結し長期に亘ってデモをしているのであろうか。その点について報道は伝えるべきであろう。確かにタクシンは不正を行ったが一方、貧困層に対して医療の無料化という善政も行っている。民主主義が充分国民に浸透していない国では権力者は自己の利益だけを考えて施政を行う。かろうじて、タイでは国王が国民の福祉に貢献してきたが国王は既にその役目を放棄せざるを得ない状況になっている。とすれば国民の9割の貧困層は誰にすがれば良いのだろうか。タクシン以前の政治家は富裕層・地主・王族・軍人で誰も国民をないがしろにしてきた。タクシンは貧困層にとっては、悪人だろうが救世主であった。現アピシット政権は、かつての富裕層階級の集まりで国民の福祉など考えてはいない。
今回のデモは貧乏人対金持ちの対立だ。それが真実である。

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